参考文献表記法

PDF版をダウンロード

一般的な規則

1) 引用文献、参考文献などは原則として論文の末尾に一括して載せ、脚注には載せない。

2) 論文の中で引用または参照のために文献を挙げるときは、著者名、発行年、ページ数を[ ](ブラケット)し、本文中に入れることとする。

(例)[Tsuchiya 1978: 147]

本文末尾には、
Tsuchiya, Kenji. 1978. Javanese Intellectuals’ Conception of the Western Worlds. Tokyo: Sobunsha.

と書き、その147ページを参照させることを意味する。

その他の例 [Fukui et al. 1979] [前田 1975a: 15-18] [坪内 1979: Ch. IV ]

引用文献を番号で整理する場合は、引用文献番号を[ ]の中に入れる。

(例)[9: 363-369] [18]

3) 文献表示の順

a. 単行本、多巻本など
(1) 著者の姓・名
(2) 発行年
(3) 書名
(4) 発行地名
(5) 発行所名

b. 雑誌、論文、新聞など
(1) 著者の姓・名
(2) 掲載紙誌の発行年
(3) 論文タイトル
(4) 掲載紙誌名
(5) 巻・号
(6) ページ

4) リストの順

a. 著者の姓のアルファベット順
b. 同一著者による複数の著作は年代順
c. 特殊語による文献、または特殊文献を別途に取り扱うことも可

邦文文献の記載例

 

原則

1. 。(マル)は使わず .(黒マル)を用いる。
2. 本は『 』、論文は「 」 。
3. 複数の著者の区分は;(セミコロン)。
4. 著者の場合は著といわず、編者の場合だけ(編)とする。
5. 出版年は西暦に統一。

Ⅰ.複数の著者のある単行本
口羽益生;坪内良博;前田成文(編).1976.『マレー農村の研究』東京:創文社.

Ⅱ.単数の著者で雑誌記事
福井捷朗.1979.「気候変動と湿潤熱帯の農業」『科学』49(3):148-157.
(49巻3号の148ページから157ページを表す)

Ⅲ.多巻ものの中の1巻
石井米雄.1978.『インドシナ文明の世界』(世界の歴史14)東京:講談社.

Ⅳ.編著の中の1章
矢野 暢.1974.「南タイの土地所有」『東南アジアの自然・社会・経済』市村真一(編),52-88ページ所収.東京:創文社.

Ⅴ.原著名を示す
リプセット,S・M.1963.『政治のなかの人間』内山秀夫(訳). 東京:創元新社.(原著 Lipset, Seymour Martin. 1959. Political Man: The Social Bases of Politics. New York: Doubleday & Co.)

Ⅵ.訳を示す
Smith, Wilfred C. 1957. Islam in Modern History. Princeton: Princeton University Press. (スミス,W.C.1974.『現代におけるイスラム』中村廣治郎(訳).東京:紀伊国屋.)

英文文献の記載例

 

原則

1. 本、雑誌はイタリック。本、雑誌の中の一章はイタリックにしない。
2. 複数の著者の区分は;(セミコロン)。
3. “著”の場合にはそのまま。“編”の場合だけed. またはeds. を使う。

単行本

Ⅰ.複数の著者の場合
Berelson, Bernard R.; Lazarsfeld, Paul F.; and McPhee, William N. 1954. Voting. Chicago: University of Chicago Press.

Ⅱ.定訳のない邦文で“編”の例
Shibusawa, Masahide; and Saito, Shiro, eds. 1974. Tonan Ajia no Nihon Hihan [Southeast Asian Criticism against Japan]. Tokyo: Simul Shuppankai.

Ⅲ.単行本の中の1章で、編、翻訳者のある場合
Watabe, Tadayo. 1978. The Development of Rice Cultivation. In Thailand: A Rice-Growing Society, edited by Yoneo Ishii, pp. 3-14. Translated by Peter and Stephanie Hawkes. Honolulu: University Press of Hawaii.

(a) 出所を表すのにIn を使う。
(b) edited, translated とspell outする。
(c) ページは“編”のあと。

Ⅳ-1.多巻の中の1巻の場合
Durant, Will. 1942. Our Oriental Heritage. The Story of Civilization. Vol. 1. New York: Simon and Schuster.
Ⅳ-2.シリーズの中の1巻の場合
Fischer, Joseph. 1973. Foreign Values and Southeast Asian Scholarship. Research Monograph Series, no.11. Berkeley: Center for South and Southeast Asian Studies, University of California, Berkeley.

Ⅴ.著者が団体であり、かつassociationの場合
全体のページ数を示す場合
Special Libraries Association. 1963. Directory of Business and Financial Services. New York: Special Libraries Association. 483p.

Ⅵ.著者が団体であり、かつ政府機関である場合
Thailand, Royal Irrigation Department. 1978. Progress of Land Consolidation Projects in Thailand, 1977. Bangkok: Royal Irrigation Department. 88p.(Mimeographed)
(a) 国名を頭に出す。
(b) 謄写版刷りの場合は( )(丸カッコ)で、最後に載せる。
(c)同じ文献が何度も引かれるときは、たとえばRoyal Irrigation Department をRIDのように略してもよい。

Ⅶ.著者が不明の場合
Anonymous. 1961. Die Situation in Laos. Wien.

雑誌・論文・記事など
Ⅷ.Varley, Barbara K. 1963. Socialization in Social Work Education. Social Work 8(1): 103-109.
(8(1)は8巻1号を表す。8(July)と月を入れることもあり得る。103-109とpp.を入れない)

Ⅸ.邦文雑誌に載った邦文論文を英文で引用する場合
Sato, Takashi. 1977. Indoneshia no Shokuyo Mameka Shokubutsu [Edible Legumes in Indonesia]. Tonan Ajia Kenkyu [Southeast Asian Studies] 15(3): 452-456.
(邦文論文には仮訳をつける)

Ⅹ.邦文雑誌に載った英文論文
Iwatsuki, K.; and Price, M.G. 1977. The Pteridophytes of Mt. Burnay and Vicinity, Northern Luzon. Southeast Asian Studies 14(4): 540-572.

XI.新聞の例
Amador, Zenaida. 2002. Hostage to Numbers and Noise? Manila Bulletin. August 29, 2002.

XII.雑誌に載ったreviewの扱い
Bronson, Bennet. 1976. (CA Comment on “An Evolutionary Approach to the Southeast Asian Cultural Sequence” by Karl L. Hutterer.) Current Anthropology 17(2): 230.
* 特殊語については、編集室までご相談ください。
* 外国文献については、必ずタイプしてください。

追記

『東南アジア研究』では、参考文献の表記の仕方を規定しております。この「文献表記について」のルールに従って、ご執筆いただきますが、念のため、その要点を以下に記しますので、よろしくお願い申し上げます。
1. 参考とした文献は、全て論文末尾に一括・独立させ、脚注の中では触れない。したがって、脚注では原則として、注意書きや聞き取り調査の情報源など、補足的なことを書くに留める。
2. 末尾に載せる参考文献の表記のスタイルについては、特に以下の点にご注意ください。
(1) 掲載順は(外国語文献、邦文文献ともに)アルファベット順。
(2) 外国語論文の場合“ ”(コーテーション・マーク)は用いない。
(3) 訳書の場合その原著名をも記す。
(4) 雑誌記事などで執筆者がわからない場合はそれだけを別立てにし、「 タイトル.発行所.ボリューム(ナンバー):ページ.発行年」の順に記す。

3. 本文中での書き入れ方の追加規定
(1)同一文献を挙げる時の書き入れ方については、以下のとおり。
1) 邦文文献
★ [前田 1975a: 15]

[同上書:17] or [同所]

同一文献同一ページの意

★ [前田 1975a: 15]

[前田 1975b: 13](他文献が間にある場合)

[前田 1975a: 15]
(こういったときに「前掲書」という言葉は用いない)

2) 英文文献
★ [Maeda 1975a: 15]
↓     ↓
[ibid.: 17] or [ibid.](同一ページの場合)

2012年度よりloc.citは用いない。
ibid. の使用方法については、The Chicago Manual of Style (16th edition)
を参照のこと

★ [Maeda 1975a: 15]

[Maeda 1975b: 13] (他文献が間にある場合)

[Maeda 1975a: 15]
(こういったときにop. cit.という言葉は用いない)

(2) 一度に複数の文献を挙げるときは[A; B; C;….]といったスタイルにし、その順序は1)ibid. やloc.cit.の類を最優先させる、2)原則としてアルファベット順(=「参考文献」の欄での掲載順)
(3)以上の事柄は本文中で通して考え、脚注では各項ごとに処理する。

この件につきまして、ご質問などございましたら何なりと、当編集室(075-753-7344)までご連絡下さいませ。以上何卒よろしくご協力のほど、お願い申し上げます。

〒60-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
Tel:075-753-7344 Fax:075-753-7356
e-mail:japanese-editorial@cseas.kyoto-u.ac.jp

page top